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韓国・ソウル市訪問の記
韓国・ソウル市へ、そして、山形県ソウル事務所、国際観光推進機構ソウル事務所、日
本自治体国際化協会ソウル事務所、国会議事堂、ロッテ百貨店地下食品売場県産品売
場等を視察して来ました。そのうち、「国際観光推進機構ソウル事務所」視察内容の一部
を記させていただきます。
国際観光推進機構ソウル事務所(対応者 所長 谷 博子氏)
1. 国際観光推進機構について
昭和39年(1964)、東京オリンピックの年(新幹線が初めて運行、海外渡航が自由化)に、
外貨獲得
を狙いとして設立されました。2003年に独立行政法人の機構になりました。その後、全
世界的視野からアジアにシフトしてきました。1985年ハワイ事務所を閉鎖してソウル事務
所が開設されました。現在、山形県も会員になっています。
2. 韓国の海外市場について
(1) 海外旅行者数
2004年の海外旅行者数は対前年24.5%増、海外渡航率18%で、日本の14%よりはる
かに高い。渡航先の7割以上がアジア諸国で、第1位は中国で対前年比48.8%増、2
位は日本9.9%増、3位はタイで31.1%増
(2) 中国の大躍進の要因
韓国における中国ブーム(大規模温泉施設、韓国人ゴルフツアーなど)と低廉な料金
(航空費、地上費とも1パッケージ20,000円前後)
(3) 価格競争
タイを中心にする東南アジアリゾートが人気。3泊4日で、20,000円前後。
(4) ネット利用
若者層は旅行情報の収集、旅行商品の予約等に8割がインターネットを利用してい
る。
3. 訪日旅行市場について
(1) 訪日旅行者数
2004年の訪日旅行者数156万9,176人、アジア全体の増加率32.9%増であった中で9.
9%に留まった。
(2) 訪日旅行の特色
FIT(自由旅行)が多いこと。パッケージツアー利用者は全体の1割。
2004年の特徴
@1泊3日の羽田深夜チャーターを利用する旅行の急増
AKTX(高速鉄道)開通後の船舶を利用した旅行の人気
(3) 好まれる観光魅力
訪日観光旅行者の特徴は、旅行者の年代、性別、興味が多様な点。中でも韓国人が
好む日本の観光魅力としては、温泉が第一に挙げられる。
(4) 訪日観光の問題点
日本のシーズン料金と高い地上費(特にバス代)、中国、東南アジアとの価格競争が激
しさを増す中で、インバウンド料金の普及が求められる。
(5) ビザ免除措置
2005年の訪日旅行の「目玉」は「ノービザ」で、特に、若い女性層の参入が期待され
る。
市場をリードする若い女性の参入は、目的地の多様化、通年化など、訪日旅行の裾
野を大きく拡大するものと思われる。
韓国の観光の現状を理解できた視察でした。
韓国・活動報告写真へ
平成18年4月吉日
山形県議会議員
小野 幸作
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